言うまでもなく建物の目視できる場所になります。木や漆喰、土といった自然素材をふんだんに使います。いびつなものに溢れていた過去の時代には、平坦で光沢のある仕上がりが重宝されていましたが、つるつるしたものが溢れる今日ですので、あえて素材感を出した、いびつな仕上げをすることがあります。技術を競い合うのは職人の文化なのですが、押しつけがましい「技」はかえって仕上がりのイメージを損ないます。携わる職人、一人一人のバランス感覚を大事にしています。