設計図書が整うと、今度は建物を建てるために必要な「建築確認」という手続きに入ります。これは、どういう建物を建てるのか、法令を守った建物を建てるのか等を、行政の委託を受けた民間検査機関の了解を得るための手続きです。民間検査機関と行政のやり取り、民間検査機関と当方のやり取りのタイムラグがあるので、この手続きには早くいっても3週間くらい必要です。この審査に通ると、「検査済証」という、一枚の紙を渡され、晴れて現場で「施工」することが許されます。